「山竹」被害ビーチ利用禁止 倒壊した樹木は1,500本
スーパー台風「山竹」による損壊修理のため、康楽及び文化事務署(康楽署)は9月17日(月)、特に被害が深刻な香港島南部の石澳ビーチと深水湾にスタッフ20数名を派遣し、修復作業にあたった。
最も被害の大きい深水湾ではサメ避けネットが断裂、海上のいかだや波消し石なども砂浜に吹き上げられており、ライフガードの事務所やシャワー室に流れ込んだ泥の高さは2メートルに及んだという。
同署では香港全域41ヶ所すべてのビーチが台風の被害を受けたため、いずれも暫定的に開放を停止、修復作業を行うとしている。
一方、政府は1,500件の樹木倒壊報告を受けており、SNSでは「10日間は木に近寄らないほうが良い」などの伝言が流れた。専門家は「10日以内とする根拠がない」としながらも、安全が未確認な樹木には近寄らないよう注意を呼び掛けている。
康楽署は樹木の状況調査を行い、安全への影響が懸念される箇所では署員や園芸管理会社が伐採や移動を行っている。伐採した枝は肥料にし、再利用される予定だという。(9月18日)
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