旺角の歩行者天国が終了に 騒音被害の周辺住民は安堵
2000年に始まった旺角・西洋菜街南の歩行者天国の最後の一日となった7月29日(日)、多くの観光客やパフォーマーが同所を訪れ、別れを惜しんだ。
歩行者天国は正午12時から夜10時まで開放されており、最終日となった同日午後3時頃には一帯が人の波で埋め尽くされたという。同所で歌を披露する梁さんは、通常より2時間早くパフォーマンスを開始、集まった600人のファンに感謝していた。
旺角の歩行者天国は人の流れをコントロールするために実施されたが、歌やダンスなどのパフォーマーが増加したため、近隣の住民や商店からは騒音や汚染などの苦情が絶えなかった。今年5月の油尖旺区議会の動議を経て、政府は今月、歩行者天国の取り消しを決定していた。
近隣住民は歩行者天国終了を歓迎し、「これでゆっくり眠れる」「テレビの音が聞こえるようになる」「シャンパンでお祝いしたい」など、安堵の声を上げているという。(7月30日)
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