バス座席に針、容疑の男逮捕 連続9件、3人が軽傷を負う
香港警察は7月4日(水)、6月27日(水)から相次いでいたバス座席に針がおかれ、女性3人が軽傷を負っていた一連の事件の容疑者として、30歳の男を逮捕した。
沙田警察署によると、警察には9件の類似案件が通報されており、縫い針や鍼灸用の針などが複数押収されていた。警察は被害のあったバス路線や区域、時間帯、犯行の手口などを分析し、容疑者一名を特定。4日夜11時頃、青衣に住む無職の男を逮捕した。男の住居では犯行に使われたものと同じ型の縫い針が7本発見されたという。
調べによると、男は9件のうち少なくとも3件に関わっており、バスが停留所に停まらず乗車できなかったことへの不満が犯行の動機とみられている。犯人に精神疾患の既往症はなく、バス会社に対して苦情を訴えた記録も残されていないという。
警察では残る6件の事件についても関連を調べている。(7月5日)
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