電子・加熱式たばこを規制へ 将来的には全面禁止も
香港政府食物及び衛生局の陳肇始局長は6月23日(月)ラジオ番組に出演し、今後電子式、加熱式たばこの微税や広告禁止などの規制、将来的には全面禁止になる可能性もあるとの見方を示した。
陳局長によると香港の喫煙率は1980年代から減少しており、現在は約10%まで下がっている。たばこ離れに必要な市民啓蒙のため別の教育もすすめており、特に若者に対して「電子たばこや加熱式たばこは、流行やファッション・グッズではない」ことを説明しているという。
同局ではすでに立法会に対し電子・加熱たばこに関する法例修正案を提議しているが、全面販売禁止とはしていない。
香港四大医学団体連合は政府に対し電子たばこの販売禁止を訴えており、「喫煙と健康委員会」の鄺祖盛主席も同日別のラジオ番組に出演し、「同会では全面禁止としない法案には同意できない」と語っている。(6月24日)
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