香港航空、北米3路線を削減
「リストラ」は明言を避ける
香港航空は3月9日(土)、香港―北米間を往復する路線の便数を削減すると発表した。同社は先月、今年5月末から香港―ニュージーランド・オークランド路線の運航を停止することも発表している。
今回の発表によると、削減が予定されているのは香港―ロサンゼルス、香港―サンフランシスコ、香港―カナダ・バンクーバー往復の長距離3路線。これまでの週4~7便運行を、週3~5便運行に削減するという。
同社のスポークスマンは、これらの路線について今年5月から10月の運行を調整するとしており、削減が決定した期間はオフシーズンにあたるという。
削減後はバンクーバー路線が週5~7便から3~5便、ロサンゼルス路線は週7便から4~5便、サンフランシスコ路線は週4便から3便になる。
同社は市場と経営状況を反映した措置のため定期的に便数や路線の調整を行っているとしており、今回の北米路線の削減によるリストラや規模縮小の可能性についてはコメントを避けているという。(3月9日)
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