税金や水道代などの支払い
「FPS」で簡易決済可能に
香港政府「財経事務及び事務及庫務局」は11月1日(金)、税金、不動産税や水道代などを少額決済システム「転数快(ファスター・ペイメント・システム/FPS)」で支払い可能にすると発表した。
同局によると、「中国銀行香港」「星展」「HSBC」「恒生」など16銀行と、「アリペイ」「HKT」「オクトパスカード」など5社の決済アプリ運用会社が各種支払いに対応する。同局の劉怡翔局長は今回のシステム利用開始について「2019/2020年の財政予算案では、市民に便利な支払いシステムを提供することに大きな比重を置いていた」と説明。政府関連の支払いをより簡易化し、市民の反応を考慮して今後は政府関係部門のサービスを拡大していくという。「FPS」は昨年9月からの1年間ですでに350万アカウントが登録され、今年9月にはサービス開始時の2倍にあたる約400万件、580万㌦が決済された。(11月1日)
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