肩こりは自律神経の調子が悪くなった時にみられる症状のひとつですが、
心筋梗塞などの病気が原因のこともあり、軽視は禁物です。
肩こりを訴えられる患者様の多くは、肩こりの他にも、
・頭痛
・めまい
・目の疲れ
・動悸
・倦怠感
・不眠
・腕のだるさ
・手のしびれ
・手足の冷え
など多彩な症状が見られます。これらの多くは、自律神経の調子が悪くなって起こる症状だと考えられています。肩こりはさまざまなつらい症状の原因の一つなのです。
肩こりがあると自律神経のバランス機能が働きにくくなり、体のあちこちに不調が出てきます。肩こりは関節や筋肉の病気のほかにも、更年期障害や緊張性頭痛、血圧の異常、狭心症・心筋梗塞など、体の病気の一症状として現れる場合もあります。
①姿勢を正しく保つこと、②目の疲れ(眼精疲労)を溜めないようにすること、③定期的に運動すること、④ストレスを溜めないこと、などを心がけ、日常生活において肩こりを引き起こす要因を減らしていきましょう。
肩こりは勉強や仕事、家事など日常生活でよくみられる症状のため、軽く考えてしまいがちです。しかし、肩こりのほかに何らかの症状が現れている場合もあります。肩こりが改善しない、あるいは他の症状も出てきた場合は、軽視せずに早めに病院を受診しましょう。
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