医療コラム
Q子どもの蕁麻疹について教えてください。
蕁麻疹は、虫刺されのようなふくらみが肌にでて、その発疹が固まり大きなふくらみになったり、2mm-3mm程度の場合もあれば、様々な形に10㎝以上広がる場合もあります。蕁麻疹が出たときは、以下のような症状がないか注意しましょう。
・まぶたや唇まで腫れが出る、のどの痒みなどの症状がある・腹痛や吐き気などの症状がある、息苦しいなど呼吸に異常がある。蕁麻疹が出たときは、身体を温めると血液がよくなって発疹がもっとひどくなります。入浴やお布団をかぶるなどの身体を温めることは避け、部屋の温度や着るものを調整し涼しくする方がよいでしょう。
子どもの蕁麻疹の原因はさまざまあり、大きく分けるとアレルギー性と非アレルギー性のものがあります。ただし、子どもの蕁麻疹の原因は特定できないことがほとんどです。アレルギー性蕁麻疹はアレルギーの原因となる物質「アレルゲン」に反応して発症。アレルゲンには、食品や薬品などがあります。非アレルギー性蕁麻疹には、摩擦や圧迫などの物理的刺激、気温の変化、発汗、日光、ストレスなどが挙げられます。
子どもの様子がいつもと違うな、と気になる場合は早めに医師の診察を受けましょう。
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