ファイヤー・ドラゴンダンス
中秋の大坑で3夜連続舞う
19世紀から約150年の歴史を持ち、香港独自の祭りと国家非物資文化遺産に認定されている「ファイヤー・ドラゴンダンス(舞火龍)」が、今年も中秋節前の9月12日(木)から3日間、香港島・大坑で行われた。
「ファイヤー・ドラゴン」は、大坑・蓮花宮で線香をあげてから出発し、夜7時ごろには数百人の観衆が集まった浣紗街でドラゴンダンスを披露。周辺は熱気に包まれた。
「ファイヤー・ドラゴン」は全長63メートルにおよび、7万本の火をつけた長寿線香を全身に刺している。ドラゴンダンスは約300人で燃える龍をあやつり、パフォーマンスを3日間にわたって披露。太鼓の音とドラゴンをかたどった線香の火の光が織りなす、荘厳な光景を繰り広げた。
ファイヤー・ドラゴンを鑑賞するため、眺めの良い場所で待機していた曽さん一家は「線香を全身に刺した龍の姿を楽しみにしていた」と語った。(9月12日)
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