上水で豚コレラを再度検出
5月は二回目、再開10日で
香港政府食物及び衛生局の陳肇始局長は5月31日(金)夜10時ごろ記者会見を行い、上水屠殺場で中国内地から輸入したブタの死体からアフリカ豚コレラウイルスを検出したと発表した。同場は同日夜から運営を停止し、4日間ですべてのブタを処分、場内の消毒作業を行うとしている。
同場では5月10日(金)に香港で初めてアフリカ豚コレラウイルスが検出され、場内の封鎖と消毒作業後、20日(月)に運営を再開したばかりだった。
陳局長によると、ウイルスが検出されたのは中国梅州から輸入されたブタ。現時点で、内地からのブタの輸入を停止するという。なお、荃湾屠殺場には影響せず、6月1日(土)には少量のブタ肉が市場に出るという。
今回の上水屠殺場のブタ処分について、香港ブタ肉卸売り商会の許偉堅理事長は記者に対し「場内でウイルスが検出されたのであれば、やむを得ない措置だ」と語った。(5月31日)
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