充電器の過熱で火の玉出現 男性が手に軽いやけど負う
7月18日(水)午後10時過ぎ、屯門の住宅でスマートフォンの充電器が突然発火し、25歳の男性が手にやけどを負う事故が発生した。
警察の調べによると、男性は就寝前にベッドの枕元に充電器を置いていたところ「ピッ」という音が鳴り、3秒後に火の玉が噴出したという。男性は掛布団で火を消し止める際、右手の親指にやけどを負った。
発火した充電器は香港の「XPower」の製品で、この男性は約1年前に旺角のショッピングセンターで約300ドルで購入していた。
同社では、事故のあった製品は2015年から翌年にかけて台湾の会社が中国・深圳で生産したものと説明。すでに1万個以上を販売しているがこれまで事故が起きたことはなく、今回のケースにとても驚いているという。
理工大学機械工学科のエンジニア盧覚強氏は、「充電器には保護装置がついており、電池が充満すると自動的に止まる仕組みになっているが、保護装置が故障すると長時間の充電で過熱、ショートや発火の原因になる可能性がある」と注意を促している。(7月19日)
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