求職サイト詐欺被害が急増
夏休み前に警戒を呼びかけ
香港警察の調べによると、今年4カ月の間に発生した求職サイト詐欺被害は48件、78人が被害を受けており、昨年全体の33件から大きく増加していることがこのほどわかった。
また、被害額も昨年の1年間の113万㌦から今年4カ月で782万㌦へ6倍に増加しており、平均被害額は約20万㌦にのぼる。にせのキャビンアテンダント募集広告で79万ドルをだましとられた女性もいたという。
警察によると、ローンや求職者に対する保証金の請求で、入会金や申請費用や手数料、会員紹介のノルマなどで最終的に膨大な金額が積み上げられる仕組みだという。
詐欺サイトは学歴や職歴を不問としている場合が多く、とくに社会経験のない学生や新卒者が詐欺のターゲットになりやすいという。警察と労工処は求職者に対し、焦らず慎重に職探しを行い、不審な点は家族や学校に相談するよう注意を呼びかけている。(5月15日)
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