Uberは「走る爆弾」? 事故責任の所在不明と指摘

Uberは「走る爆弾」?

事故責任の所在不明と指摘

九龍城で4月19日(木)夜9時頃、4台の車両を巻き込む交通事故が発生した。この事故で「Uber」の運転手が死亡、乗客一名が重傷を負い、香港で初めての「Uber」死傷事故となった。

この事故を受け「Uber」のスポークスマンは、同社は法令に則り香港で走行するすべての車両に保険をかけているとしているが、保険業界からは同社の保険内容が「非公開」であることに疑問の声もあがっている。

国際専業保険協会の羅少雄会長によると、昨年2月に「Uber」はAIG保険の「団体車両相乗り」責任保険に加入したが、保険期間は昨年9月末で終了しており、同社は詳細を明らかにしていない。羅会長は「我々も保険内容を見たことがない。Uberの運転手は毎日爆弾を抱えて街を走っているようなものだ」と苦言を呈し、「運転手と利用者の安全のためにも、一日も早く詳細を明らかにするべき」と指摘している。(4月21日)

 

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