香港フカヒレ消費減少 10年後「ゼロ」を目指す
世界自然基金(WWF)は3月8日(木)、過去10年間で香港のフカヒレ輸入量が51%に、輸出量は75%に減少したことをうけ、今後10年で「フカヒレゼロの街」を目指すことを明らかにした。
香港は世界全体の約40%を扱う最大のフカヒレ貿易都市。この10年での輸出入量の大幅減少は、航空・船舶会社のフカヒレ輸送禁止や環境保護団体運動の影響により、消費者と販売業者の意識改革が高まった結果とみられる。
一方、過去5年19件のフカヒレ違法輸入では犯人起訴に至っておらず、WWFは政策を訴えている。(3月9日)
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