「和牛88」 料理長
氏名:三原光史
1994年~2002年、大阪のイタリアンレストラン「クチナーレ」や日本料理「銀座蔵人」勤務後、02年~05年在シカゴ日本国総領事館公邸料理人に。一時帰国後、05年~10年香港の「銀座蔵人」各店料理長、10年~17年創作和食「Vegi」総料理長。17年より「和牛88」料理長。
シカゴ総領事館公邸料理人時代を振り返る
和牛ステーキハウス「和牛88」のシェフ、三原光史さんは大阪で調理を学んだ後、大阪のイタリアレストランや日本料理「銀座蔵人」で研鑽を積む。
そんな三原さんが海外でチャレンジしたいと思ったきっかけは、大阪での同僚がドバイの公邸料理人となったことだ。「30代までに海外に行ってみたい」と思った彼は、厳しい選抜を経て、在シカゴ日本国総領事館の公邸料理人となった。
「公邸料理人はレストランのお客様相手とは異なりますし、当時は日本の食材サプライヤー業者さんがシカゴにはありませんでしたので、食材の買い出しからメニューの選択まで全て自分が決めないといけませんでした。一体自分がどこまで出来るのか、と自分自身を試す貴重な経験でした。」と当時を振り返る。
新天地”和牛88”
3年契約の公邸料理人を終えた大阪に戻った三原さん。ここで香港へ来る偶然というべきチャンスが訪れた。かつて大阪で勤務していた日本料理『銀座蔵人』が香港のセントラル店をオープンする計画があったのだ。シカゴでの経験を活かし、海外で再び挑戦したいと思った三原さんは自ら志願してセントラル店の立ち上げに携るため香港に渡る。4年半の同店での手腕を買われた三原さんは創作和食「Vegi」にヘッドハンティングされた。Vegiは今夏惜しまれながら閉店したが、縁あって今回「和牛88」の店舗立ち上げに関わった後、同店料理長として現在に至る。
「今まで料理人として人と繋がり、そしてチームワークを大切にしてきました。人と繋がっていればいろんなことを教えて頂けるし、助けてもらうことも多いですね。これから〝和牛88〟で新たに美味しい料理を皆様にご提供したいと思っています」と今後の抱負を熱く語った。
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