男性の育休5日間に増加へ 政府が修正案、立法院も支持
香港政府が6月15日(金)に公布した「2018年雇用(修正)条例草案」に、男性の産休をこれまでの3日から5日に延長する案がもりこまれていることがこのほど分かった。
条例草案は20日(水)立法会に提出され、手続きを経て有効日が可決される見通し。
レーバー・デパートメント(労工処)では、雇用主および非雇用者の意見や、中小企業を含む雇用主の負担能力も考慮したうえで、2015年から男性の産休制度の実施を始めている。
現行の法例では、同一の雇用主の元で40週以上勤務した男性は3日間の産休を取得し、4/5の給与の給与を得ることができる。
同処のスポークスマンは、「雇用条例に基づき男性の産休が現行の3日から5日に延長された場合も、その他の点については変更されない」としている。
キャリー・ラム(林鄭月娥)香港特区行政長官は2017年10月の施政報告書で男性の産休を5日に延長するよう提案しており、検討の結果、労工処顧問委員会や立法会事務委員会からも支持を得たという。(6月15日)
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