内地のブタ肉輸入販売再開
価格高騰、過去最高の恐れも
食物衛生環境署は8月17日(土)、深圳清水河のブタ肉中継所再開をうけ、香港で翌18日(日)より豚肉の販売を再開すると公式ホームページ上で公布した。
深圳清水河中継所は8月13日(火)に豚コレラ発生の疑いがあり、香港へのブタ肉輸出を3日間停止していた。同署では18日から約1,150頭のブタを内地から輸入、さらに香港内のブタ100頭を販売するが、これらを合計した数も過去2ヶ月内比で少なく、価格は過去最高まで高騰する可能性があるという。
香港豬肉行総商会の許偉堅理事長によると、業界と政府はバックアップ案として業者自身が車両を手配し内地の農場へブタを引き取りに行き、深圳湾で検疫後、屠殺所に送る方法を考慮しているが、輸送コストがあがるため、実現は難しいと話す。そのため、「内地での検疫が不合格であれば安全が確認できるまで待ち、通常のルートでのブタ肉の輸入が望ましい」としている。(8月17日)
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