キャセイ航空10月決算報告
旅客数は前年比7・1%減少
キャセイパシフィック航空と傘下のキャセイドラゴン航空が11月13日(水)に発表した合弁決算報告によると、今年10月の旅客数は昨年同期より7・1%、貨物量は4・9%減少したことがわかった。
同社では、今年下半期の財務状況は上半期との落差が大きく、先行きは不透明だとしており、同日の株価は10㌦安の9・99㌦で終了した。
旅客数は3ヶ月連続で下降しており、10月期のキャセイパシフィック、キャセイドラゴン2社合計でのべ2万7千4百人となっている。
キャセイパシフィック航空の林紹波総裁は「訪港客と香港市民、どちらも旅行意欲が弱かった。8月から10月まで2~4%の運行削減を行ったが、11月~12月にはさらに6~7%の削減を行う」としている。通常10月は出張者が増えるピークシーズンにあたるが、特に中国内地からの訪港客減少は影響が大きく、旅客数の下降は、全体の収益率を圧迫しているという。(11月14日)
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