医療労組ストライキ決行へ
各界が批判と同時に理解も
香港医療労働組合は2月1日(土)夜に行った組合員による投票結果に基づき、3日(月)よりストライキを行うと2日(日)夜、明らかにした。
医療組合は政府に対し、新型コロナウイルス対策として中国ボーダーの全面封鎖を要求。2日を回答のデッドラインとし、病院管理局との話し合いにキャリー・ラム(林鄭月娥)行政長官の出席を求めていたが応じられず話し合いは中止となり、スト決行が決まった。
香港工連会の黄国理事長はSNSで「新型コロナウイルスを恐れず職務を遂行する多くの医療関係者に深い敬意を表する。香港人のプロフェッショナル精神は誇り高い」と称える一方、「今後数週間がウイルスとの闘いのカギになる。医療関係者のストライキが社会に与える衝撃は計りしれず、無責任な行動だ」と非難した。香港医療スタッフ総工会の馮権国副主席は「前線にいる医療スタッフが抱く不安もわかるが、ストライキで訴えるべきではない」と語った。(2月2日)
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