世界の安全都市ランキング
香港は11ランク下がり20位
英国の調査部門「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット」はこのほど、「2019年世界都市安全度ランキング」を発表。2017年に9位だった香港は、11ランク下げて20位となったことがわかった。香港は今年度の調査各項目のなかでも「デジタルネットワーク」が22位、「インフラ安全度」が18位と、大きく順位を下げている。
同調査は今年からインフラ安全度には鉄道や航空交通施設なども考慮されているため、MTR(港鉄)の度重なる故障運や新空港管理システム問題、交通事故による死亡人数などがランキング下降に影響したとみられる。 調査は今年2月から4月にかけ、全世界60都市でデジタルネットワーク、インフラ、健康、個人の安全の4項目で評価が行われた。香港は100点中83・7ポイントと2017年より2・52ポイントダウンし、9位から20位へと大きくランクが下がる結果となった。
首位となった東京は92ポイント。2位シンガポール、3位大阪とともに、2017年のランキング上位を維持している。(8月30日)
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