医療コラム
Q 子どもの気管支喘息について
教えてください。
A 息をする時、口から肺まで空気が通ります。その途中に気管支があります。その気管支が炎症をおこし腫れてしまっているのが喘息です。
腫れがひどくなると、空気の通り道は狭くなり、ヒューヒュー、ゼーゼー音がして苦しくなります。軽い場合は咳込みがおこります。そして、それがおこったりおさまったりするのです。
夜寝入りばなや朝方に咳込んでゼーゼー苦しくなっても、昼にはウソのように元気になることもあります。そのため日中に病院を受診しても、「大丈夫ですよ。」と言われたりします。日中に喘息の胸の音がするのは、かなり炎症が進んだ時なので注意が必要です。
治療は、内服や吸入で、発作を抑える治療と、気管の炎症を取ることになります。
一番大切なのは、気管の炎症をとる事になります。
家庭で気を付ける事としては、ダニなどのアレルゲン対策をすることになります。
また症状がなくなると気管支喘息がよくなったと思い、自分の判断で薬を減らしたり、やめる人がいますが、症状をコントロールするために必要な薬もあるので、きちんと指示を守り、治療に取り組みましょう。
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