台風「山竹」前後の政府対応 部門超えて検討会議を実施
立法会内務委員会は10月4日(木)午後特別会議を開き、先ごろ発生した台風「山竹」の前後対応措置について話し合いが行われた。
張建宗政務司長は「山竹は数十年来で最も強い台風で、その破壊力は過去に類を見ないものだった」とし、政府の警報業務は効果があったと明言しながら、善後作業に長い時間が必要であることを認め、理解を求めた。また、政府は10月にも第1回の検視会議を行うとしている。
この台風が原因で発生した廃棄物は12,000t以上に及び、食物環境衛生は啓德発展区に臨時木材廃物収集処を設置。1日約8,000人を動員し、すでに9,500t以上の処理を終えているという。
また、労工社団連会は立法会に対し、「台風及び豪雨警告時の就業規則」の改定を政府に請願するよう求めた。
台風「山竹」のために発令された警報シグナル10は10時間にも及び、これは99年以来最も長いとされる。暴風による倒木は46,500本、窓ガラスの破損は500件にのぼり、約1,800人の市民が避難、458人が負傷している。(10月5日)
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