買い物強要?ツアーで死亡 70代男性の家族が訴える
香港からの帰路途中で70代の中国人男性が死亡したのは、体調を崩しているにも関わらずショッピングを強要されたためと家族が訴えていることが、このほどわかった。
死亡した男性が参加していたのは9日間で998人民元の格安ツアーで、香港、マカオ、深圳など8都市を訪れるもの。日程は観光がほとんどなく、香港では1日7時間がショッピングにあてられた上、買い物をしなければ店から出られないシステムになっていたという。
70代の男性は体調不良を訴えバスに残ることを希望したが、ガイドから車を降り店舗に入るよう促されていた。男性は翌日午前5時過ぎ、広州から桂林へ向かう列車内で意識不明となり、病院へ搬送された後、死亡が確認されたという。
男性の家族は過密なショッピングスケジュールが死亡原因であるとして、常州市旅遊局に訴えを起こし、同局はすでに調査を始めている。(7月14日)
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