10/1国慶節の花火中止に
成立70周年も安全を考慮し
香港政府の「レジャー・アンド・カルチャー・サービスデパートメント(康楽及び文化事務署)」は9月18日(水)16時30分、国慶節の10月1日(火)夜にヴィクトリア湾で予定していた花火大会の中止を発表した。
今年の国慶節は、中華人民共和国の成立70周年にあたる。同部署は、近ごろの香港の情況をふまえ、公衆の安全を考慮したうえで予定を取り消したとしている。
国慶節の花火大会は香港が中国に返還された1997年から毎年10月1日の夜に行われているが、この数年内に中止となるのはこれが3度目となる。
2013年には、前年の国慶節当日夜に発生し、39人が死亡、92人が負傷したラマ島船舶事故の犠牲者追悼のため、一周忌にあたるこの年の開催を中止した。
また、翌2014年にも香港島・セントラル(中環)地区を市民が占拠した「オキュパイ・セントラル(佔中)」のため、花火の中止を決定している。(9月18日)
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