香港政府、覆面禁止法を発令 健康や宗教理由は使用可能

香港政府、覆面禁止法を発令
健康や宗教理由は使用可能

香港政府のキャリー・ラム(林鄭月娥)行政長官は10月4日(金)午後記者会見を行い、「緊急情況規例條例」に基づき、「覆面禁止法」を発令した。10月5日(土)午前0時から有効となっている。
 この法令は、集会などでマスクや覆面、フェイスペイントなどで顔を隠すことを禁じるもの。警官は、合理的な理由なく公衆の場でマスクなどを着用している人物にマスクを外すよう要求し、身元確認を行う。違反者には最高1万㌦の罰金及び近郊6ヶ月の罰則が科せられる。なお、健康や宗教などの理由、業務の安全のためにマスクなどを着用する場合は、法令適用から除外されるという。 
 ラム行政長官は発令の理由として地下鉄駅や商店、公共物の破壊など危険行為がエスカレートしていることを指摘、「この4ヶ月の香港の情況を鑑み、公共の安全のため」とする一方、「香港が緊急状態に陥っていると示すものではない」としている。(10月4日)

 

 

 

 

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