キャセイの個人情報収集策 内容や監視カメラに波紋も

キャセイの個人情報収集策
内容や監視カメラに波紋も

 香港を拠点とするキャセイパシフィック航空が先ごろ更新した個人情報政策の内容が、波紋を呼んでいる。修正された政策には機内やラウンジに設置する監視カメラでの乗客の撮影も含まれており、利用者からは批判の声もあがっている。
同社は「個人情報は厳密に保護されている」と強調。収集される資料は過去の旅行日程や利用アクティビティ、宿泊ホテル、旅行会社、レンタカー、ロストバゲージ、補償、機内で利用したエンターテイメント、免税店の購入記録など多岐にわたる。同社はこれらの情報を、今後のサービスに反映するという。
また、旅行同伴者についても、アジアマイルのポイント、座席や機内食の選択、緊急連絡先、機内食や健康に関する資料などが収集されるという。
さらに、顧客の保護と現場スタッフの安全を考慮して、ラウンジや機内にカメラを設置、撮影記録することがわかった。
同社によると、トイレにはカメラを設置しない。また、すべての映像は慎重に保管され、アクセス権も厳格にコントロールするという。(8月8日)

 

 

 

 

 

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